【教育機会確保法】成立

2016年12月7日、不登校、学校外(フリースクール等)や、夜間中学校での多様な学びを応援する「教育機会確保法」が成立しました。
子どもの権利条約等の趣旨に則り、学校外の学びの重要性や、休養の必要性も認めつつ、ひとりひとりの状況にあった学び方や育ち方、学習権を保障する法律です。

2012年の設立より5年、前身となる新法研究会(フリースクール全国ネットワーク)での検討から数えれば7年間の事業です。
応援してくださったみなさまにとっても、私たちにとっても100点満点の法律とは言えませんが、重要な「最初の一歩」を踏み出せたことを皆様への感謝とともにご報告申し上げます。

まずは、この法律でできることをしっかりとやり、子どもたちの権利の保障・拡充に繋げていくこと。
そして、附則にもある「3年後の見直し」に向けて良い実績をつくり、さらなる提言をしていくこと。
私たちが求め続けている「多様な学びの保障」が実現するまで、皆様とともに取り組んでまいります。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」
付帯決議(衆議院文部科学委員会)
付帯決議(参議院文教科学委員会)

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