分科会F 多様な学びの場の実践を深める~居場所と学び~

不登校の子どもたちの「居場所」の実践について語り合い、学びあう分科会です。
子どもの居場所について言及した最初の子ども条例とされる川崎市の条例は、居場所について「子どもには、自分のありのままの自分でいること、休息して自分を取り戻すこと、自由に遊び、若しくは活動すること又は安心して人間関係をつくり合うことができる場所」が必要であるとその意義を規定しています。こうした居場所のイメージは日本が子どもの権利条約批准国であるということとも関連が強いです。
他方、教育機会確保法が施行され、「学び」の主体としての子どもの権利にも強い関心が注がれるようになってきています。例えば、フリースクールやホームエデュケーションなど学校外での学びにも注目が集まっています。そこでこの分科会では、不登校の子どもたちの居場所における子どもの学びをテーマとした報告と居場所とは何かに関するフロアディスカッションを企画しています。

【報告者】
佐藤 信一さん(フリースクール東京シューレ)
平岩亜希子さん(NPO法人文化学習協同ネットワーク フリースペースコスモ)
稲葉祐一朗さん(小山フリースペースおるたの家)

【報告・コーディネート】
加藤 敦也さん(武蔵大学社会学部ほか非常勤講師)