分科会I 多様な学び場の評価 ~自己評価・相互評価で質を高める~

テーマ別分科会D「多様な学びの基盤をつくる~推進センター・中間組織の役割」では、「教育機会確保法」の基本理念(第3条)や必要な支援規定(第13条)を受けて、「多様な学びの場」の基盤整備に必要な<ひと・もの・こと>やその確保・提供のしくみについて検討しています。
一方、私たちはこうした外的条件を丁寧に整理すると同時に、多様な学びの場の「教育水準の維持向上が図られるよう」主体的に取り組まなくてはなりません。その際、多様な学びの場を必要としている子どもたちに、その保護者に、学校教育法が定める「学校」の教職員に、教育委員会や一般市民等に、まずは私たちの取り組みや私たちが大切にしている「教育」理念、そしてその水準と維持向上のしくみを明示していくことが求められていると思われます。
また文科省フリースクール等に関する検討会議報告においては、「互いの活動を知って外部に公開する取組や、各団体等が掲げている目標に照らした取組状況を相互に評価し、その評価結果を外部に示したりすること」などが充実のための方策として提案されています。
そこで本分科会では文部科学省受託研究「フリースクール等の支援の在り方に関する調査研究」(2017年度・東京学芸大学)の一環として試行した「自己評価シート(案)/項目:理念・特徴、特徴的な取組、大切にしてきたこと、成果のあった取組事例、子どもの進路、組織・運営、安全面の配慮、地域・学校・行政との連携、発展・改善したい点」とこのシート案に対して集約された意見、並びに米国における取組に関する取材結果を共有します。その上でひろく国民から信頼されるための自己評価・相互評価の在り方について意見交換を行い、次のステップを見通したいと考えています。

【事例報告】
朝倉景樹さん(東京シューレ・シューレ大学
鈴木 綾さん(四つ葉学舎代表/NPO法人アスイク常務理事チャイルドラインこおりやま副理事長

【コーディネート・事例報告】
中村国生さん(NPO法人東京シューレ多様な学び保障法を実現する会