分科会G 多様な学び場の立上げと運営 ~子どもの安心+学習する組織~

多様な学びの場を作ろうという意欲を持った人たちが実際に学びの場を作ろうとするとき、どのようなことを手配しなければならないでしょうか。教育の理念と方法はもちろんのことですが、施設の確保、スタッフの意思疎通、財政の確保、生徒集め、など多くのことが必要になります。
特に、子どもが安心できる環境、人間関係を築くことはとても重要です。子どもの問題行動と呼ばれるものの多くは、安心できない子どものやみくもな行動です。安心できる環境は、どのように形成されていくのか。ポイントは、学習する組織にありました。
NPO法人いきはぐにおいて、10年以上続いている日本全国のオルタナティブスクール7校へ直接赴いて、ナラティブインタビューを行いました。そこで浮かび上がった実践知を基にして、経験談を交えながら、お話をさせていただきます。
そのあと、シンポジウム形式で、ネモネット、東京サドベリースクールから立ち上げと運営の実例の要点を報告します。

【報告者】
宮田 純也さん(NPO法人いきはぐ未来の先生展 実行委員長)
前北  海さん(フリースクールネモ)
杉山まさるさん(東京サドベリースクール)

【報告・コーディネート】
古山 明男さん(多様な学びを推進するためのネットワーク(おるたネット))